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塗装屋さんの技術



準備するもの

腰道具→チリバケ(ダスター)、カワスキ、サンドペーパー、プラスドライバー(何かと使う)

服装→ヤッケ、汚れていい靴、汚れていいメガネ(メガネは汚れてもトシンで拭けるが)

塗る前の道具準備

ハケのラシンを完全に落とす。ハケを思い切り振ってネタが飛ぶかどうかで確認。

ローラーで溶剤系の塗料を塗るときは「毛抜き」をしておく。塗り重ねの時毛が引っ張られて抜けてしまうので。水性塗料の場合はやらなくてよい

何を使って塗るか選ぶ。ローラーで塗るとユズユズになる。ユズの肌のように。ズグズグともいえる。均一でない。ハケで塗ればユズユズにならない。一発でやると鏡面のようになる。

塗ったあとの道具始末

バケットの縁でハケに残っているペンキをよく落とす。ハケの根元にたまって固まってしまいやすいので根元から搾る。

休憩時にはハケはラシン漬けにして、ネタの缶と並べておいて、すべてにタオルをかける。

ハケの使い方

筆先にだけネタをつける。そしてバケット内壁にたたきつけて落とす。するとしばらくたれないので、その間に塗るといい。

大きく広い面は最後にとっておいて、まず細かいところ(金具まわりなど凹凸のあるところなど)から目地バケで塗る。

大きな面は筋交いバケで、まずは、キワを出す。

キワを出すときは、ハケをタテにえんぴつのように持って塗る。キワまで毛先を持って行って、そこからキワ沿いによく見て塗っていく。

それから真ん中を大きく塗る。ハケをヨコに持って塗る。

ネタがたくさんついているときはまんなかから塗り、だんだんまわりに伸ばしていく。

強く塗るとムラができやすい。そうっとやるときれいにいく。

上から下に塗っていく場合、ある場所を塗ったら最後に、下から上にさっとハケを動かすことで、塗跡や塗りつなぎ跡を消せる。

小刻み往復より、大きく動かすといい。

ハケそのものをよく動かすと言うより毛先をすべらせて毛先の動きを利用して塗る。

何でも長手方向に塗ると塗り跡が目立たない。

細めに塗ってから、伸ばすかんじ。するといかにも塗った感じのあとがつかない。

ファーストタッチは刷毛を立ててぬり、そのあとハケを寝かしてなめらかに交互にねかして伸ばすと良い

刷毛で端っこ決めてから、ローラーをいれる

バケットとハケの持ち方。基本はバケットを持っている手に、ハケを横にして一緒に持つ。しかし完成している部分の周りを塗るときは、ハケの先を外に出さないようにする。さげつと一緒の手でハケを、ハケ先を下に向けて持つといい。(手が疲れるが)。誤って完成したところを汚さないために。

ハケの種類

筋交(スジカイ)刷毛

目地(メジ刷毛)

10号とか12号とか、号で呼ぶ人もいる。

他にも、ゴブバケ、マメバケ、スミキリバケ(5号)などさまざまな呼び名がある。

水性用はナイロン製、油性・ニス用は豚毛、馬毛など。

ローラーの種類

長毛(18-20mm)・・・ネタをたくさん使うとき。壁など。

中毛(10-12mm)・・・ノキを塗るときなど

短毛・・・ドア、鉄扉など。美しく仕上げたい時。技術が必要とされる。ミミがでやすい。必ず一方向に塗る。

ケレン

鉄を塗る前に、サビ、バリ、剥がれかかった塗膜などをある程度とりのぞき、さらに表面に細かい傷をつけることで、塗料が乗りやすいようにする。

カワスキでこすったり、マジックロン(固いスポンジのようなもの)でこすったりする。時には金プラシも登場。

ケレンは、徹底的にやりすぎなくてもよい。

マスキング

養生ともいう。使うのは、マスカー、布テープ、マスキングテープ。

マスカーとは、紙テープとピニールシートを合体させた、塗装養生用のテープ。

ビニールを伸ばした全体の幅、550mmや1100mmがある。芯の中に、書いてある。

布テープも養生に使う。紙テープでくっつかないところなど。

マスキングテープは紙テープ。マスカーとセットで使ったりもする。マスキングテープでキレイに線を出してからマスカーを貼るとか。

マスキングテープしにくいところにシュッと一吹きのスプレーもある。

一斗缶の扱い

一斗缶の切り方。上面は3方向切り、中に折り込む。

下面はなんとまず左上から右下まで斜めにざっくり切る。左下と右上をななめに数センチ切る。すると不思議なことにきれいに小さくたためる。そこにフタの金属もはさみ込むとごみ処理が楽。

一斗缶の使い切り術。通常の口と斜め反対側のカドカドを数センチカワスキで切る。ラストはそこからネタやシンナーを出すと、使い切りやすい。

水性塗装

水性塗料「ビルテック」シンナー使わず水で溶かす。1から2時間で乾く。

水性はローラーは毛抜きしなくていい

サゲツのウチバケは、水性は、おわったあと、水で洗うか、乾かしてペリペリはがす

100mlペンキに対し7mlの水(つまり7%の水)を混ぜる。これは塗料によって違うかな。

屋根を歩くときの注意事項

屋根を歩くときは足の裏をべたづけにする。こわれやすい部分を決して踏まないように。長時間手足を同じところについていると塗料のツヤがはげる。塗料のツヤは含まれているガラスによるもので、それが剥げてしまうと、光を反射しにくくなり、日光によって下地が痛み易くなるので、十分気をつけるし、もし剥げてしまったらすぐタッチアップをする。

軒天を塗るときの注意事項

軒天は水性で塗る。直接雨があたらないから水性で良い。油性にすると、匂いがその部分に溜まり、換気扇から建物内に入ってしまうこともある。

用語(塗装道具系)

ネタ・・・塗料

タッチアップ・・・手直し

さげつ・・・ペール缶のこと。ハケ塗りの際、ペンキを入れる缶。溶剤系塗料の場合は鉄製、水性塗料の場合はプラスチック製を使用する。いずれもプラスチック製の「ウチバケ」をセットして使う。

バケット・・・ローラー塗りの際、ペンキを入れる四角い缶。たいていネタ切り用ネットもとりつける。

ローラーのミミが出る・・・ローラーで塗った部分の両サイドのペンキが厚くなってしまっている部分。ネタが均等に載っていない。見た目が悪いのでなるべく避ける。

用語(建物系)

タテどよ・・・雨樋から降りてくるパイプ

スリムダクト・・・エアコンの配管が収まっているダクト

「棟」(むね)・・・屋根の一番上の部分

スレート屋根の「縁切り」・・・スレートのある板とそれに重なる板の間にスキマがないと、「毛細管現象」(人間の毛細血管に血液が行くのと同じ現象)が起きて、スレートの中にどんどん水が吸い上げられてしまう。逃げ場がないとそこに溜まってしまう。逃げ場を作るために「縁切り」をする。重なる板どうしの間にスキマをあける。カワスキをしっかり差し込んで少し上にぐっとあげて行なう(スレートを割らないように!)。縁切りではなく、スペーサーを挟んでしまう方法もある。屋根を塗った後は、スキマが塗料で埋まってしまいやすいので、必ず縁切りを行う。

リブ・・・天井の規則的なカクカクした凸凹



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